HERMONY日本のバイエル企業広報誌

BAYER

バイエルクロスの誇りを胸にパラアスリートが躍動する

300人のパラアスリートが所属

1904年、バイエルは本社のあるドイツのレバクーゼンに社員の福利厚生を目的としてスポーツクラブを立ち上げた。設立年にちなんでクラブは「バイエル 04」と名付けられ、現在は福利厚生にとどまらず、プロサッカーチームやハンドボールチーム、陸上チームなども擁している。その後、1950年に障がい者スポーツチーム「TSV バイエル 04」を設立。現在300人のパラアスリートが所属し、これまで獲得したパラリンピックメダルは82にのぼる。

マルクス・レーム選手が来日

パラリンピックの走り幅跳びで、当時のオリンピック記録を抜いて世界中で話題となったマルクス・レーム選手も「TSV バイエル 04」の所属だ。そのレーム選手が、6月に前橋市で開催された「2018ジャパンパラ陸上競技大会」に招待選手として来日。世界記録である自己記録を7cm更新する8m47cmの大ジャンプで世界新記録※を樹立して会場を大いに沸かせた。

※8月に開催されたヨーロッパ選手権では8m48cmの跳躍でさらに記録を更新している。

バイエルクロスを誇りに

大会の機会に日本のバイエルを訪ねたレーム選手。チームウエアに入るバイエルクロスを指さしながら「バイエルの選手であることは誇りです」と笑顔で語った。「バイエルはパラスポーツ支援に力強くコミットし、大きな貢献をしています。私は、こちらからも選手として“お返し”をしながら、双方向でパラスポーツをもり立てていきたいと考えています」

今年の春には、日本のバイエルにも二人のパラアスリートが加わっている。一人は車椅子陸上の伊藤智也選手。いったん競技生活から退いたが、2017年夏に現役復帰を宣言。2018年2月から社員となりトレーニングに励んでいる。「バイエルの一員となったことを誇りに、また、皆さんが私を誇りに思ってくださるような成績を目指して、精一杯努力していきます」と抱負を語る。もう一人はウィルチェアーラグビーの小川仁士選手。日本代表候補として強化選手にも指定されている若手だ。2018年4月に入社した。「もっとバイエルのことを知り、そして私のことをもっと知っていただけるように、社員の皆さんと交流したいと思っています」と話す。

最後に伊藤選手がパラスポーツの観戦の醍醐味についてこんなメッセージをくれた。「レベルの高い選手、低い選手関係なく、パラアスリートが競技のスタートラインに着くまでにどんなことがあったのか、少しだけ想像してみてください。その姿に何か感じていただけるものがあるかもしれません」